建学の精神
信じ、希望し、愛深く
時をこえ、
価値あるものを伝えたい
聖セシリアの教育はカトリック精神に基づき
“信じ 希望し 愛深く”を心の糧として
知育、徳育、体育のバランスのとれた総合教育を目標とする
単に学問の向上のみを目的とせず
神を識り、人を愛し、奉仕する心をもって
広く社会に貢献できる人間の育成を聖セシリアの教育の理念とする
聖セシリア
(St.Cecilia : AD230頃)
聖セシリアの校章
盾の形はカトリックの精神をあらわしています。左下から中央にかけて上昇する三つのラインは、学園のモットーである“信じ 希望し 愛深く”の教えをあらわしています。全体を流れる優しい曲線のなかに、毅然とした厳しさ、清潔感を擁し、聖セシリアに学ぶ生徒をイメージして、校風をデザインしたものです。
聖女セシリアはローマ初代教会の最も有名な殉教者の一人としてその名は広く親しまれています。ローマ貴族の出身で、伝説的受難記によると教皇ウルバヌス1世のもとで、夫とその弟を入信に導きました。激しい迫害当時のローマにあって、二人は共に殉教し、つづいて彼女自身もローマ市軍団長により、若い生命を断たれ殉教したと伝えられています。若く清らかな美しさで印象づけられている「聖セシリア」は、その調和のとれた人柄から、音楽の聖人としても知られています。
校長挨拶
聖セシリア小学校 校長
上田義和
カトリック校として1929年の学園創立から今年で95年が経とうとしています。聖セシリア小学校はここ数年でより良い方向に大きく変わりました。廊下や教室などの施設が明るくきれいになっただけでなく、英語教育や表現活動、体験学習の充実、多彩な放課後講座など、教育内容も随分と変わりました。しかし、95年前から全く変わっていないこともあります。それはイエス・キリストによる「愛」の教えに基づく教育です。「あなたはかけがえのない大切な存在である」ということを今も変わらず伝えています。
日々変化を続ける現代においてもこの「愛」の教えを伝え続けることが、今もそしてこれからも変わらない聖セシリア小学校の大切な使命です。