教育の特色
聖セシリア小学校
教育における三つのコンセプト
「体験」
「個を生かす」
「表現」
「表現」
人と共に生きていく上での
大切な営みの一つとして
表現とは考えや感情など、目に見えない内面的なものを、言葉・文章・音楽・絵画などで表すこと。小学校の表現力の学びの多くは国語、音楽、図工が担います。算数や理科や社会では言葉、数、式、図、表、グラフによって表現します。英語ではスピーキングを通して、体育ではリズムダンスなどを通して表現します。演劇は総合的な表現活動です。表現の学びはすべての教科に含まれます。表現することは私たちが人と共に生きていく上での大切な営みの一つだからです。セシリアが表現を重視するのはこのためです。
「体験」
五感をはたらかせた学びは
心に刻まれます
学習において、うのみにしただけの知識は時間の経過とともに消えてしまいます。子どもが学習を身につけ、その学びを将来につなげるためには、興味を持って進んで学習に励むことが大切です。それには体験を通した学びが有効です。子どもに深い印象を与え、理解を容易にし、知識を確実に把握させることに役立つからです。理科では実験や観察を、社会では校外での見学や体験学習を大切にしています。宿泊学習としての「森の学校」や「雪の学校」では自然との触れ合いを通して多くの学びを体験します。見て、聴いて、嗅いで、味わって、触っての五感を働かせた体験を伴う学びは心に刻まれます。
「個を生かす」
与えられた力を最大限に
発揮するために
人はなぜ学ぶのか。その答えを得るためにも人は学ぶのかもしれません。一つ、こういう答えは成り立つのではないでしょうか。人は学ぶことによって頭と心を鍛え、力を身につけ、いずれ、ものを作ったり、表現したり、治したり、研究したり、教えたりすることによって他者のためになる仕事ができるようになる。そのために学ぶのではないか。それは、他者に喜びを与えられると同時に、自分自身の喜びともなります。セシリアは、子どもたちが自分の好きなこと・興味のあること・得意なことを見つけ、一人ひとりに与えられた力を最大限に発揮できるように、様々な場面を通してサポートします。