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校長ブログ(10月)

 10月を迎えましたが、日中はまだまだ暑い日が続いています。この暑さのため10月1日に予定していた衣替えを前期終業式の日に変更し、この期間はその日の気温に合わせて夏服も可としました。この変更を聞いたある6年生は「夏服を着るのは今年が最後なので、長く着ることができるようになって嬉しい」と言っていました。猛暑も考えようによっては、プラスに変換することができるようです。

 今年で最後と言えば、6年生にとって10月中旬に行われる運動会が小学校生活最後の運動会になります。聖セシリア小学校の運動会は、練習のときから本番まで6年生のリーダーシップによって進められます。今年の6年生も、いつにも増して頑張っている様子が伝わってきます。

 毎年、6年生が立派にリーダーシップを取っているので、当然のように感じていましたが、先日ふと「この立派な6年生も、5年前は1年生だった」という極々当たり前のことに気付きました。5年間で見違えるほどたくましく成長している6年生を見て、改めて感動することができました。

 日々の変化はわかりにくいのですが、子どもたちは毎日少しずつですが、心身ともに成長しています。特に小学校6年間の子どもたちの成長は、人生の中でも最も大きいと言われています。入学時は、まだかわいい幼児という雰囲気ですが、6年後の卒業時には、まさに思春期、大人の入り口という雰囲気に変わっていきます。

 そして、この6年間の成長は、その子の将来の方向性や土台を作る大切な時期です。本校では、このことをしっかりと意識した上で、引き続き子どもたち一人ひとりの成長に合わせた教育を実践していきたいと考えています。





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